京都御所の南門である堺町御門から南北の通りを南に下ったあたりにたたずむ菓子舗
「松屋常盤」

店内には商品ケースも品書きも無く、戸を引くと畳部屋にその日の予約されている商品が
並べられているだけで何とも素朴なお店です。
ここのお店には基本「味噌風松」以外の商品は置いてありません。
その味噌松風とは、西京味噌と小麦粉に砂糖を加えて練り表面に黒胡麻を散らして焼きあ
げた菓子。

厚さは4センチほどで食べやすい大きさに切り分けていただきます。
表がこんがりときつね色で見た目には和風のカステラを思わせますが、下の生地はしっとり
としていて、もっちりとした柔らかさとやや堅めのしっかりした食感が特徴的
*西京味噌の香ばしさと甘みと旨味がして、後味はあっさりしていて飽きがこない大人のお
菓子。弾力もあり、もっちりとした柔らかさがあります。
食べるうちに味噌の微妙な塩味と黒胡麻と生地の風味、そのもっちりした生地が渾然となっ
て長く余韻の続く優雅で素朴な甘みに包み込まれるような気持ちになります。
お茶好きの方にはもってこいの一品です。
*また明治天皇も昭和天皇も味噌松風がお好きだったようで、よく食されていたようです。
季節によってなのか、日のよってなのかわかりませんが「栗きんとん」というしっとりとした食
感が特徴の和菓子もあるそうです。
『松屋常盤』
住所 京都府京都市中京区堺町通丸太町下ル橘町83
電話 075-231-2884
営業 9:00〜17:00 無休
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